ルネサンス期に登場する画材として有名なのが「カンヴァス」です。現代となっては絵画をカンヴァスに描くことは当たり前のようでもありますが、ルネサンス期にカンヴァスが登場する以前では、絵画は板や壁などに描かれていることが常であったようです。

もともとカンヴァスは船舶の帆に使用される布であると言われ、板などに描くよりもより絵の具が定着しやすく、また持ち運びに自由度が増したために、多くの画家たちの間に広まったとされています。

現代では、パソコンやタブレットなどの電子機器を利用して絵画作品を制作するデザイナーたちも増えておりますが、当時においてはカンヴァスの登場は多くの芸術家たちの間においては、センセーショナルな出来事であったのではないでしょうか。

カンヴァスの登場ののち、絵の具などの画材にも様々な影響が与えられ現代に至るような発展を遂げたと考えられております。皆さんがご存じの明がたちもこのような画材の発展とともに育まれたものなのです。