1世紀頃のポンペイの遺跡から発掘された壁画に残されていた静物画などから、「静物画」の歴史の長さを伺い知ることができます。

16世紀頃イタリアの画家カラバッジョは、人物と静物を同じ価値のある対象物として提唱するのですが、15世紀頃までの絵画作品の多くはキリスト教のもつ勢力によってその作品のほとんどが「宗教画」であったようなのです。

宗教画はキリストの教えを布教する意味合いから、聖書のなかの物語が描かれていたことから作品の多くに登場するのはモチーフとなる人物であり、静物画自体が衰退する理由でもあったようです。

17世紀頃からはそれまでの宗教画の普及への反発かのように静物画や風景画を好む人びとが増加していったなどとも言われております。